虐待死ゼロのまち

にじ

2010年06月08日 23:49

私たち、NPO法人にじいろCAPは、福岡市子ども虐待防止活動推進委員会の一員として
虐待死ゼロのまちづくりをめざしています。
以下は、そのアピール文です。

「虐待死ゼロのまち」をめざして

アピール

私たちみんなで、何ができるか、学び、話し合い、行動しましょう


虐待による子どもの死亡事件があとを絶ちません。
こんな悲しいまちにしないために、
みんなで、私たちにできるか、考えましょう。

想像してみましょう。
抱きしめてもらいたい母親に、突き放された。その子どもの悲しみ。
ほほえんでもらいたい父親に、置き去りにされた、その子の恐怖を。

耳を傾けてみましょう。
死んでしまったその子が、命をかけて訴えたかったことに。
戦争でもないのに、短い生涯を
終えなければならなった、その子の無念を。

この親と子に、私たちは何ができるか、話し合いましょう。
そして、立ち上がり、できることから
行動しましょう。
市民も、行政も、企業も。そしてメディアも。

あらゆる人に呼びかけます。
「虐待死ゼロのまち」をめざすとりくみに、
どうぞあなたも参加してください。



「子どもが虐待で死ぬときは、子どもも親も社会から見捨てられている。
そこで子どもは、頼る人もなく、過酷な生活に耐え、
力尽きて孤独に命を閉じる。」
(日本子ども虐待防止学会会長 小林美智子)