2011年09月26日

かかわる「おとな」

中学生らと おしゃべりをすると
時々、通じないことがあります。

私はたくさんの成人した人間をさして
「おとな」と表現しているつもりですが

彼らは「教職員」か「保護者」と限定して
受け取っていることが結構、あります。

おとなって、もっとたくさんいるでしょ?
と反論をすると

ある中学生に言われました。
「街路樹と同じで、いることは知っているが
かかわってこないから いないも同然」と。


確かに・・・
ある意味、ごもっともな意見です。


知らん顔されるとき
相手によく伝わる非言語メッセージは
「あなたと関わることが面倒くさい」という
メッセージです。


幼児期の子どもと同じように
思春期の子どもも愛らしい

発達の課題を抱えて苦悩する姿は
実に愛らしい人間らしい姿です。

その悪戦苦闘な姿、一喜一憂する姿に
目を細めましょう、おとなですから。

見えないふりは、やめませんか?


おとななんですから、気持ちの良い付き合い方を
示しましょうよ。

もっと自然に、気持ちよく!
教えてやろうとか、しつけちゃろうとか、たしなめちゃろうではなく

もっと自然に!

「あら、汗びっしょりじゃない。風邪ひかんようにしっかり拭いたがいいよ。タオル持ってる?」
「この前は、友だちと楽しそうやったね。よかね~」
「毎日、よう頑張って行きよるね。えらかね」
「わあ、日焼けしたね。」
「雨にぬれたね。傘かそうか?」
「楽しそうだね。見えているだけで おばちゃんも楽しくなる。ありがとうね」


もっと自然に、気持ちよく!
できないなら練習しよう。
だって、子どもには求めているじゃないですか!!

人に求めるなら、
自らにも求めてみましょうicon122



Posted by にじ at 09:43│Comments(0)
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