2010年11月03日

1歳でも2歳でも……

いつも体験をすることなんですが……

保護者ワークショップをさせてもらうと、会場に小さな子どもたちが保護者と一緒に来ています。
年のころは、0歳~5歳くらいまで。小学校の子どもたちの妹や弟たちです。

保護者ワークショップの2時間は、小さな子どもたちにとって大変な時間です。
保護者の方も最後まで聴けるかしら? と結構ハラハラドキドキの時間です。
まあ、あまりぐずったら帰ろう~ということで、よく左端・右端に座っていらっしゃいます。

ところが、保護者ワークショップが始まって、アタッチメントの話や、子どもワークショップの模擬体験などの話に及ぶと驚くほどピタっと、ぐずるのをやめ、泣くのをやめるんですよね。

わたしの体内にある「児童翻訳機」の通訳だとこんな感じです。

『あら、つまらない話だと思っていたら、案外、分かったこと言うじゃない?』
『ヘぇ~まぁまぁわかっているジャン!』

ってな感じでしょうか。本当にそんな感じで、話し手である私たちを見つめて、ぐずらなくなります。

それに、終わった後に抱っこさせてもらっても全然、人見知りされません。先日も、「あれ?おばあちゃんに抱っこされても泣くのにな~」と若いパパさんが驚いてありました。


子どもたちは何もわからない人ではありません。
本当によく見ています。状況判断をしています。

1歳から2歳にかけても「いやだ、いやだ」ビームも・・・
3歳の「する!する!やる!やる!」攻撃も・・・
5歳児の「なんで、なんで」応戦も・・・
大切な大切な発達ですよね。 笑って過ごせる余裕をつくろうね、おとなたち!!

余裕は自然とできるものではなく、知識で考え方を広げて、余裕を作り出す工夫が大事なんだと思うわ。




Posted by にじ at 20:36│Comments(0)
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