2010年07月11日

もうすぐ夏休み

もうすぐ夏休み!! こどもたちのパラダイス!!
もうすぐ夏休み

わたしは、夏休みが大好きでした。
水が大好きだったので、一日中、庭先でホースで水を撒き散らしていました。
今、ふり返るとよくぞ、親が水道代のことなど言わずに遊ばせてくれたなぁ~と思います。

ホースの口に詰め物をしたり、口をつぶしたり、ホースを結んだり・・・・・
水着を着て、お風呂で泳いでいるつもりごっこもしました。
お風呂ににシャンプーを流し込んでシャワーで泡立ててて、洋画で見た優雅なご婦人気取りで
ひとりで遊んだり、熱くなったテラスに水で絵を描いたり・・・・・

とにかくお昼は退屈だから、思いつく限りの遊びをやりました。
田んぼで囲まれた環境でしたから、わんさか湧いてでるような
大量のおたまじゃくしを手ですくって、干してみたり・・・
カルピスの瓶に入れて、かえるになったら、でてくることができるかどうかの実験をしたり・・・
ザリガニを堀に入って、手づかみでとって学校にもって行ったり・・・
学校の夏休みのプールは皆勤でした。
学校のプールで石を投げて、もぐって、とって~を友だちとやっても叱られませんでしたし・・・
学校のチョークを箱ごともらって、家路までの落書きしながら帰ったり・・・
熱くなったアスファルトを裸足でどのくらいまで歩けるかの実験をしたり・・・
友だちと集団で遊べる日には、何時間もかくれんぼをやり続けたり・・・

とにかく「ご飯よ~」と呼ばれるまでは遊んでOKでした。
家に親もいましたが、黙って遊んでくれていると楽チンだと思っている様子でした。

田舎暮らしのわりには、教育熱心な母でしたから、
夕飯を食べたあとは、夏休みの宿題を「二人」で協力して作りましたけどね(笑)。
ほとんど、母親の作品展のような宿題ばかりでした。


お天気グラフィックは母が毎日、記録してくれていましたから、それを最終日にまとめて模造紙に描きました。
グラフィックは得意でしたが、小まめさがなかったため、記録は母の係りでした(笑)。
父の帰りがいつも遅かったので、夕飯を食べて、父が帰ってくるまでの間は
母と毎日、作文作りでした。毎日です!!

毎日、「どんなことが今日は楽しかった?」と聞くので
あれやこれやと、母の質問に答えながら、文章化していきます。
そうすると、いくつかの短冊ができるので、それを並べ替えて全体のバランスを考えます。
そして清書の時間です。

父の帰りは11時ぐらいですから、当然、子どもには睡眠時間が少なくなります。
それで、わたしはお昼寝の習慣がついていました。

父が帰ってくると、更に、今日一日のできごとを話すのです。
裕福な家じゃないから、夏休みに旅行に行くこともなく・・・・・
贅沢するわけじゃなかったけど・・・・・
ふり返ってみると、ぜいたくな時間の過ごし方をさせてもらったな~と思います。

人生の半ばを折り返した今でも、夏の暑い日ざしを見ると、思い出す光景なのでした。



Posted by にじ at 16:40│Comments(0)
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