2012年04月24日

予防教育の必要性

子どもを育てるプロセスには、一時期、社会から孤立感を無性に感じる時があります。

実際には常につながっているはずなのに、現実的なつながりを感じられないような。
それでいて、情報はマスメディアから入ってきますから、何やらアンビバレンツな感覚に陥ります。

不安が嵩む心理状態で、日々、子どもと付き合っているとガチに子どもとケンカしているような状態になることもあるようです。

また、妊娠後もすっきりとファッショナブルにいきいきと、キラキラと輝いている女性たちがファッション誌を飾ると、とっても自分がみじめな気分に落ち込むこともあるようです。

いい母親になろうと思うと、諸先輩方の代表であるお姑さんや実家のお母さんの過去の経験値から教えてもらうことも増えます。ところが、現代のお姑さんたちの中には、子育てはおばあちゃんに任せていたわ!という方たちもいらっしゃるのも現実!! 一方で元気でハイカラなお姑さんたちも「やりたいこと」「やらなきゃいけないこと」が多くて、いつでも都合の良い時に、すぐに子どもを預かってもらうというわけにもいかないのが現実でしょう。

じゃあ、夫はどうか?!? 妻だって子育て初体験だし、何をどう援助してほしいのかも要領を得ないこともたびたび。それに、たまに手伝ってくれても(意地悪で手伝わないのではなく、働き方が子どもとの時間に合わないことも多し)、小さな子どもは特に泣き出したら父親では泣き止まなかったりするもの……。

何かと大変なんです。子育て広場なので出会うママ友との、おしゃべりはタイムリーだし、なるべく孤立感を防ぐために話したいし、地域の講座や子育てサークルや、子育て講演会やら何やら、したいことは山のように溢れ出すのに、出かけるのは一苦労!!((+_+)) 

そんな女性の立場があっての、子どもたちです。

子どもたちと地域との接点も少ないとなると、どうしても、子どもも、孤立しがちです。

「孤立」というのは周りに人がいないという状態を指すのではなく、いざ!という時に遠慮なく頼れる人が存在すると心から思える状態にない、ことだと思います。

孤立は、暴力とお手々つないでやってきます。暴力そのものが人を孤立させ、相談できないようにしてしまう作用があるのに、もともと孤立している場合、さらにコントロールしてしまいやすいのですから、本当に厄介です。

だから、今こそ、子どもたちには予防教育を進めたいし、子育て中の人たちにも「自分が大切な存在」であることを実感しつつ、「今は少しの間だけ、子どもを優先に生活できる自信を持とう!」と思ってもらいたい。

いろんな意味で予防って、単純だけど奥が深いです(*^^)v
科学的に的を得ていなければ、単純な予防方法は効果をなしません。

さてさて、皆さんの地域ではCAPプログラム導入されていますか?
CAPをやっている私だから宣伝しているのではありません。

包括的な人権を核にした予防教育は、CAPが一番、よくできているなーという実感があって自信を持って宣伝したいなーと思っているのでした。



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Posted by にじ at 19:19│Comments(0)子育て
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