2011年03月19日
子どもが虐待で死ぬとき

2月11日に子ども理解を深めるための連続講座でお呼びした西澤哲氏が監訳された「子どもが虐待で死ぬとき 虐待死亡事例の分析」ピーター・レイダーとシルヴィア・ダンカン著の本を今日はご紹介します。
2月11日の講演会最後に、西澤さんはヘンリー・ケンプのことばを私たちに紹介してくださった。
「虐待ではないのに間違って保護してしまった子どもには謝罪することができるが、
虐待であるにもかかわらず判断を誤って保護せず、命を落とした子どもには謝罪することすらできない」
この1冊は、あなたが市町村窓口の相談員でなくても、児童相談所職員でもなくても、子どもに関わる職業の人たちに読んでほしい1冊です。きっと「なんで?」「どうして?」と思う養育者のことがよく理解できるし、どうかかわるとよいのかの枠組みを持つことができると思います。
Posted by にじ at 19:50│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。